馬年に想う

 あけましておめでとうございます。ご家族皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
 穏やかな天候のお正月でした。親子で初詣にいったり、祖父母に新年の挨拶をしたり、お雑煮を食べたり、コマや、カルタや、パズルで遊んだり、そんな姿を想像しては子どもたちはご家族と楽しい時間を過ごしたのではないかと思います。幼稚園には子どもたちからたくさんの年賀状をいただきました。ありがとうございます。年賀状を見ると正月を実感いたします。
 さて、今年は馬年です。生まれたての子馬は生後1時間ほどでしっかり立ち上がり、3時間もしないうちに駆けることができるようになることから、「立ち上がりが早い」とか「立身出世の象徴」とも言われています。またことわざには「馬耳東風」「馬の耳に念仏」のように、人の意見や噂などを心に留めず聞き流す、があります。今の時代、インターネットやスマホが発達し、たくさんの情報が瞬時に入ります。コミュニケーションも話さなくてもメールで済んでしまうこともあります。子育てをする上で、難しい時代になったとも言えると思います。
 童謡に「お馬」という歌があります。「♪おうまのおやこはなかよしこよし いつでもいっしょにポックリポックリあるく」「♪おうまのかあさんやさしいかあさん こうまをみながらポックリポックリあるく」たくさんある童謡の中でも「ぞうさん」と「お馬」は特に好きで、この2つの歌をうたうと親子の基本の姿に戻れる気がします。どうぞお子さんと一緒にうたってみてください。
 今年も子どもたちの幸せを願って職員一同努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。