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幼児教育・保育の無償化の目的と背景

 暑い暑い夏でした。楽しい夏休みを過ごしながらも、熱中症などならないよう保護者の皆様は気を配られたのではないでしょうか。夏休みの間に年少・年中組が種まきしたヒマワリが小人の花壇と道路沿いの花壇でとてもきれいに咲きました。枯れた花を切って乾燥させ、子どもたちは種取りを始めました。8月の誕生会で、枯れたヒマワリを見せ、取った種は来年まくことなど命のつながりの話をしました。

 さて、10月から幼児教育・保育の無償化が始まります。まず国が示している無償化の目的と背景をお伝えします。

目的・背景

  • 生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育は重要
  • 子育てや教育にかかる費用負担の軽減を図る
  • 消費税の引き上げに伴う財源を活用

 就業前のすべての3歳から5歳に子どもたちが良質な幼児教育・保育の機会を得られるよう、現行の子ども・子育て支援新制度の幼稚園・保育所・認定こども園等の利用者基本保育料を無償化するものです。7月にあった園長研修会の中で文科省の参事官の方は、良質な幼児期を過ごしていただきたいための無償化ですから、施設にあっては教育の質を向上をはかっていただき、家庭にあっても豊かな幼児期を過ごしていただくことを望んでいるということでした。

 無償化になるのは、基本保育料(横浜市の利用者負担額)が対象です。無償化の対象外の費用は、入園児の一時金(検定料、入園受け入れ準備費、入園金)と基本保育料以外の月額納入金です。

 消費税が10%になることで変更せざるを得ない月額納入金と、給食費については、別途お知らせを9月2日に配布いたします。9月6日(金)に無償化説明会をいたしますので、ぜひご出席いただきたいと思います。

 二学期も職員一同どうぞよろしくお願いいたします。