♪豆まき豆まき福は内 福は内鬼は外 しもやけかぜひき冬の鬼
♪追いだせ しめだせ はじきだせ もうすぐすぐ来る 春が来る
保育室から聞こえてくる「まめまき」の歌です。2月3日は節分、室町時代の中期から今日のように立春の前夜を節分として、豆をまいて邪気を払うようになったといわれています。今はしもやけの子は少なくなりましたが、泣き虫、おこり虫、インフルエンザなど心や体の中から追い出したいものの話をしたりしています。当日は子どもたちが手作りのお面をかぶり、福の神に扮した園長が豆をまいて、鬼を追い出すという豆まきをします。
各家の玄関などの出入り口にヒイラギの葉にめざしの頭をつけ、悪い鬼(邪気)が入らないようにするならわしなども話します。日本の伝統行事には家族の幸せを願い、心身の健康を願う気持ちがこめられていると思います。
さて、作品展に向けて、共同作品の制作が始まりました。年中組年長組は、子どもたちとテーマから話し合い、担任はどんなものを作りたいか子どもたちの希望をまとめ、気持ち高めていきます。大きなダンボールやいろいろな素材を使い、友だちと相談しながら協力して作品にしていきます。どんなものができるのか子どもたちのアイディアや工夫が楽しみです。年少組は、先生と一緒に作っていきます。「みんなで作るとすごいね」ということを知り、集団の中で作る喜びを感じてほしいと思っています。また本園の特徴であります父母の会主催の「お茶会」も楽しみです。
作品展が終わると、年少組と年中組は農園に行って、じゃがいもの種いもを植え付ける見学をして、6月のじゃがいも掘りを楽しみにします。年長組は卒園遠足と小学校見学に行き、小学校を楽しみにできるよう一年生になる準備を始めます。
一年間のご褒美にお楽しみコンサートをします。今年は音楽指導の岡安先生にお願いして、歌やピアノを聞かせていただいたり、岡安先生の伴奏で歌ったりと楽しいコンサートにしたいと思います。
幼稚園の豆まきは日程の都合で4日にいたしますが、どうぞご家庭では3日に豆まきをして、ご家族の幸せを願ってください。「福はぁ〜内 鬼はぁ〜外」