今年も暑い夏休みでした。台風や豪雨の影響で、全国では被害にあった方々が多くいらっしゃいます。子どもたちやご家族が無事に過ごしているか心配していましたが、夏季保育初日から子どもたちの歓声で、幼稚園は活気に満ちています。
さて、夏休みの間に2つの大きな工事をしました。一つは、テラスをクッション性のあるゴムチップで覆い、子どもたちが転んでも、できるだけ怪我をしないようにしました。テラスは、プールの時などははだしで歩きますので、真夏でもあまり暑くならないものを取り入れています。また遊びのヒントになるようにラインを3本ひき、遊べるテラスになるよう考え、先生たちで「かけっこテラス」と名前を付けました。子どもたちはさっそくかけっこごっこをして楽しんでいます。
もう一つは園舎内(体育館を除く)のすべての蛍光灯をLEDに交換しました。それにより、地震などの災害で万が一ものが当たったりしても樹脂素材なので、ひびが入っても割れないため安全性が高いです。また紫外線がほとんど出ないので、虫が集まりにくくなります。何より保育室が明るくなり、蛍光灯のちらつきもなく目に優しいということで、安心・安全になりました。
8月の誕生会で園庭で採れた作物を紹介しました。2m程のつるのついたスイカ、カボチャ、ナス、ピーマン、ゴーヤ、白ゴーヤ、そして枝についているクリ、みんな朝採ったものなので生き生きしています。「スイカはつるが伸びてできていること、カボチャやゴーヤと同じことおぼえてね」と話しました。夏休みに樹木や花などに新しい名札をつけました。より安全な施設づくりと子どもたちの知的好奇心を引き出すような環境づくりにこれからも力を入れていきたいと思います。