プールと七夕とミニ音楽会

 子どもたちが大好きな水あそびの季節になりました。先日プールのまわりに全園児が集まってプール開きをしました。園長がプールに塩をまいて、無事故を願い、プールの中でのルールを守ること、ふざけないことなどを話し、その後年長児4名がテープカットをして、順に全クラスが入りました。1クラス15分ずつ、体育指導の山本先生に指導していただき、楽しみながら水に慣れていきました。気温25度、水温21度、水深30cmを基準にしています。担任は、プールの中で指導しますので、プールとテラスの監視に2名のフリーの先生を置き、事故防止のためプールのまわりには4名以上のボランティアのお母様についていただき大変助かっています。それぞれの学年の目標に向かって、安全で楽しいプールにしたいと思います。

 さて、7日は七夕です。クラス懇談会で短冊を見ていただいた方もあると思いますが、笹かざりは7日まで各クラス前に置きますので、ミニ音楽会でいらした後ごらんください。七夕の夜、織姫と彦星が一年に一度天の川を渡って会えるというお話から、願いごとを短冊に書いて笹につるす日本の伝統行事になりました。七夕にちなみ、縦割りのなかよしクラスで七夕お楽しみ会をして「七夕物語」のパネルシアターを見たり、「七夕さま」の歌を歌ったりします。歌詞にある五色(赤、白、黄、緑、紫)の短冊に願い事を書きます。願い事は「○○がほしい」ということではなく、心の願い事を考えるようにしています。年少では「プリキュアになりたい」などかわいらしい夢もあります。年中では「自転車にのれますように」「○○ちゃん(妹)が大きくなるように」年長では「おじいちゃんの病気がなおりますように」「ワールドカップにでたい」など心の成長を感じるものもあります。願い事を通して自分の夢や人を思う心が育ってほしいと思います。

 そして7日はミニ音楽会です。12月の発表会に向けての途中経過です。合奏と合唱を一曲ずつ、年少組は舞台に立つことを経験し、合奏はカスタネットのリズム打ち、年中組はカスタ・スズ・タンブリンの合奏、年長組は打楽器にメロディオンと鉄琴を加え、自分のパートを打つ合奏をしますが、練習と思って見ていただきたいと思います。

 7月は一学期のまとめの月。プール、七夕飾り、ミニ音楽会を通して、心も体もたくましく育ってほしいと願っています。