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怪我をしない子を育てる

 爽やかな季節になりました。園庭では鯉のぼりが泳いでいる中、子どもたちは元気に遊んでいます。

 入園・進級して3週間、子どもたちは少しずつ園生活に慣れてきました。年少組は泣く子はなくなり、自分で靴を脱いでくつ箱の上ばきをとりかえています。年長組・年中組は音楽指導でピアニカの使い方を森田先生に教えていただきました。少しずつクラスで吹いてピアニカに慣れていきます。年長組は体育あそびサーキットを始めました。ルールは「おさない」だけ、抜かしてもいいのです。鉄棒のぶら下がりやマットのくまさん歩きなどをしました。見ていたおれんじ組さんに両手でタッチをする姿は、ちょっぴり誇らしげでした。そのあとおれんじさんも真似して、サーキットを楽しんでいました。朝、涙のあとがあったおれんじ組さんもみんなと遊ぶうちに笑顔になっています。

 「転んでも手がつけて、すぐ立ち上がる子」「諦めないで努力する子」を目指して、年中組、年少組と順にサーキットを取り入れていきます。

 また、今年度各教室の机の配置を変えました。幼児の机は向い合って6人が座る机ですが、机を増やし、5人座りにしてゆったり座れるようにしました。今年度のもう一つの目標である集中力を身につけるため、先生たちで話し合い環境づくりから始めました。ゆったり座ることによって、他の子とぶつからない、先生の話を聞くときは椅子ごと前向きにすることで、次第に集中できるようになってきました。

 朝はキッズの子は8時半を過ぎると各教室に行き、クオーターパンツとスモックに着替え、外あそびです。外あそびでは9時15分までします。個人通園の子も8時45分に来ると朝の外あそびが楽しめます。集中力を身につけ、怪我をしない身のこなしができる体づくりを目標にした、日課を少しずつはじめています。

 5月は後半に個人面談がありますので、お子様の家での様子について保護者の方のお話を聞き、これからの保育に生かしていきたいと思いますので、日程などのご協力をお願いいたします。