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お茶室

 今年の秋の行事は天気に恵まれ、年少の親子遠足、そして50周年運動会も、総合防災訓練の消防自動車見学も年中組の遠足も青空の下で楽しく過ごすことができました。次は2日のさつまいも掘りです。子どもたちが楽しみにしています。この日も良い天気になってほしいものです。
 さて、先週月曜日は年少組のお茶のおけいこがありました。障子をあけると畳の和室、床の間の掛け軸、季節の茶花のしつらえの中、茶釜のそばで正座しているお茶の先生に迎えられ、静かに正座をしました。小さめの茶碗で「お先に、お点前ちょうだいいたします」と言って、煎茶を飲みました。
 火曜日は年中組のお茶のおけいこです。年中組は干菓子をいただいた後煎茶をいただき、その都度手をついてご挨拶をします。木曜日は年長組です。年長組は生菓子をいただいた後、今回からご自服というお点前で自分で抹茶を点てて飲みます。年中組・年長組はとても落ち着いて茶道を楽しんでいます。茶室の雰囲気を全園児に体験してもらいたいと思い、今年始めて0歳1歳の子どもたちも、できる子は正座をして先生の話を聞いて、30秒黙想をしました。2歳と満3歳の子どもたちは、お花や道具の話を聞いたあと、黙想をしました。凛としたたたずまいのお茶の先生より、一人の人間として大切に迎えていただき、手をついて挨拶をされ、可愛い手で真似をしている姿はとてもりりしいです。
 お茶室は、日頃の生活の空間と違います。その中で、子どもたちはお茶の先生に尊重され、道具やしつらえの準備に相手を思う心が少しずつ感じられるようになる、そんな場所が本園のお茶室です。
 次は釜が炉になります。三学期にまたお茶室体験会をしたいと思います。

0・1歳

年中組

年長組