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一年間の参観日のねらい

 晩秋でも、晴れた日は暖かく、子どもたちはかけっこテラスや乳児棟の屋上で楽しそうにお昼ご飯を食べています。
 4月~5月は、園生活に慣れる時期を大切にしているため参観はありません。6月にじゃがいも掘りの自由参観(年中年長)や土曜参観をし親子で楽しめる参観をしていますが、今年は残念ながらできませんでした。7月は朝の会や体育遊びサーキット、合奏・合唱など一学期の子どもの姿を見ていただきました。また個人面談ではお子様の園生活の話をしました。
 二学期は、行事の参観日を通してお子様の成長を見ていただきました。運動会・発表会は、消毒など最善の安全策をとりながら、他の学年の演技や園全体の年齢別の成長の流れをごらんいただき、次の学年への期待のステップとなるように努めました。2つの行事は人数の制限をしましたので、作品展は人数制限をなくして開催できればと考えています。ただし室内ですから時間制限をして、ご家族で見に来ていただきたいと思っています。行事の参観では、保護者の皆さんの視線が優しくお子さんに注がれていて、はたから見ていてもとても素敵な親子の交流を感じています。
 三学期は、自由参観で特別指導の音楽を見ていただきます。歌や楽器、リトミックなどの一年間の成果をごらんください。年長はお茶のおけいこ、英語指導の参観日もあります。日程的に1月2月につまってしまいますが、よろしければ少しでも祖父母の方が参観する機会を持ちたいと思います。ただしコロナ禍ですので1名ずつの参観の予定になります。
このように一年間の参観日にはねらいがあります。幼稚園は集団生活ですから子どもたちは子ども同士の関わりの中で育ちます。見た目の成長だけでなく、心が成長していることも見てやっていただきたいと思います。子どもたちは自分のために見に来てくれるのをとても楽しみにしています。どうぞ参観の後は、充分に褒めてあげてください。これからもよろしくお願いいたします。