園庭の日本水仙は、例年より1か月遅れで白い花が咲きはじめ、2月中頃より黄色い花が咲きはじめました。白から黄色に変わると少しずつ温かくなり、春の訪れを感じます。集会で水仙の話をすると、園庭のお花探しをしている子どもたちがいました。
2月に入ると毎年年長児10名位とシアターホールで園長とお弁当を食べる会をしています。幼稚園で楽しかったことや小学校に行ったら何をしたいのかなどを中心に聞いたりしながら約1時間過ごします。思い出のアルバムの歌のように6月から始まった園生活の主なものを聞いていくと次々と「水遊び」「すいか割り」「ほしぞらパーティー」「炭治郎がでてきたよー」「花火がすごかった」「リレーはクラス全員一位になった」「組み立て体操ほめられた」「遠足楽しかった」『発表会は?』「劇の〇〇役やった」「ダンスはずかしかったけど楽しかった」「もちつきごっこ本当についた」「作品展ダンボールカッターを使って切った」「〇〇くんと〇〇を作ったんだよね」と話が友だちとの話になっていきました。それでは『最後に一番楽しかったことは何?』と聞くと、「今」と答えた子がいました。『今って、今食事していること?』「そう」「だって〇〇と一緒だもん」「そうだよなー〇〇」私ははっと思いました。この学年の子どもたち、4月5月は出席停止、6月から始まった園生活。プールは水あそびに、宿泊保育は夜の保育に、運動会は雨で中止になったので、永田みなみ台公園で学年ごとに、遠足は観光バスを中止にして児童遊園地に、発表会はクラスごとに、もちつき大会はもちつきごっこに、作品展は時間差参観に。三密を考え変更の連続でした。でも子どもたちはその中で、「逆上がりができるよ」「とび箱5段〇〇と一緒に跳べたよねー」「ドロケイ楽しい」子どもたちから残念だった話は一つもなく、皆今を精一杯楽しんで生きているのだと教わりました。そして友だちといるから楽しい。友だちと一緒に成長していることを実感させられた会食会でした。
年中・年少・満3歳はじゃがいも植えの見学をし、進級を楽しみにしていました。年長は、永田小学校から幼保小推進地区事業の一環として、贈られた花苗を下の子たちが進級したときにきれいに咲くようにと願いをこめてプランターに植えました。
3月は進級・卒園に備え、学年間の交流を密にならないように工夫して行います。どんなことでも楽しく過ごすたくましい子どもたち。アッパレです。残り少ない日々を楽しく過ごしてまいりたいと思います。