玄関先の花壇は、ひまわりが咲き、事務室前のゴーヤの緑のカーテンはよく伸びて、風が吹くと涼しげに揺れています。
さて、保育参観は40分ほどの短い時間でしたが、お子様の園生活をごらんいただけましたでしょうか。5日間に分け、体育館でサーキットを見ていただいた後、教室に移動し朝の会の日課、そして体育館に戻って、舞台の上での音楽発表をごらんいただきました。2か月間の子どもの姿です。満3歳や年少は初めての舞台ですが、舞台に立っただけでもすごいことなのです。年中・年長は張り切っているところ、集中しているところ、頑張っている姿などそれぞれの成長を保護者の方々は真剣に見てくださっていました。子どもたちと共に先生方も嬉しかったようです。
3年前より一日の生活を子どもたちが見通せるようにしてきました。朝全身を使った体育遊びサーキットを各組5分ずつ行い、脳を活性化します。次に静の時間です。静寂な教室で朝の会の日課をして、一日のスケジュールを確認します。そして、その日の課題の保育(特別指導や絵画など)、そのあとは外での自由遊び。昼食、帰りの会。見通しを持った生活をすることで、安心して行動する子になり、次への行動が早くなることで自由遊びの時間も増えました。
安田式体育遊びは、京都で学校教育の現場で子供と遊びを研究していた安田祐治先生が60年前より幼稚園・保育園での運動遊びとして、体育遊びサーキットを考案し、全国に広まっています。「たくましい心と体」を育てる方針の本園にぴったりと思って導入しています。28日(火)は本部(滋賀県)の指導者居関先生を招いて、9:30~12:00まで乳児部から年長までクラスごと、全園児に楽しいサーキット遊びをしていただきました。午後からは全職員に「子どもたちの心を育てる体育あそび」を映像を入れながら話していただき、本園の先生方の熱心さもほめてくださいました。
次の参観は、10月に音楽指導の参観、運動会になります。コロナ禍の中ですから、どのようにするか考えながら見ていただける機会を作りたいと思います。