勝っても負けても元気が一番

「暑さ寒さも彼岸まで」ということばがあります。昼と夜の長さが同じになる秋分の日(彼岸の中日)あたりを境に涼しくなり、秋の気配が感じられるようになると言うことですが、最近はまだ暑い日が続き、秋の花も涼しい日を待っているようです。

 今年は運動会が暦の関係で例年よりも遅くなりましたので、年長年中年少組とも遠足を9月にいたしました。年中年長組の遠足当日18日は天候不順で行先をズーラシアから油壷マリンパークに変更しました。降ったり止んだりの一日でしたが、室内のイルカ・アシカのショーの後、観覧席で昼食をとり、雨が上がったら外のペンギンを見たり、サメに触ったり、室内の水族館の中をゆっくり見たりと充実した遠足になりました。降園時は雨が降ってしまい、園児の引き渡しに時間がかかり申し訳ありませんでした。また、保護者の皆様のご協力に感謝いたします。

 年少組の25日の遠足は秋晴れで予定通り八景島シーパラダイスに行きました。イルカなのどのショーを観た後は、日差しを避けショー会場で昼食をとりました。たくさんの海の生き物を見たり、触れたりして親子で楽しみました。

 27日は46回目の創立記念式を行いました。0歳から5歳までの全園児が体育館に集まり、加えて役員の皆様にも参加していただきました。園長から建学の精神や園章の由来などの話を子どもたちにわかりやすく話し、みんなで山王台幼稚園の誕生日をお祝して頂きました。また今年は本園に勤続40年の川井先生、小野先生に表彰状をお渡ししました。創立記念日になると毎年思うのですが、卒園しても山王台幼稚園が子どもたちの故郷であり続けられるよう、初心にかえり心新たにする日でもあります。

さて、運動会が近づいてきました。26日に初めて全園児が園庭に集まり、開会式の練習をしました。年中年長児は昨年度運動会を経験していますので、当日に向けて頑張って練習する姿がある一方で、年少以下の子どもたちは日々の生活の連続性の中に運動会があります。 運動会で行う体操の中に「勝っても負けても元気が一番ドーンといこう」という歌詞があります。歌のとおり、一人ひとりの子にとって、元気いっぱいに楽しむことができればみんな一番です。園児、先生、保護者「みんな」で楽しい運動会にいたしましょう。