春一番が吹いたと思ったらまた寒くなり、インフルエンザの波はひいたものの体調を崩している子がいますので、予防に気をつけましょう。
作品展では臨時に行った土曜日を含め、3日間でほとんどの家族が見に来られました。個人作品は、制作中の写真を見ていただけたでしょうか。だんだんとできていく過程を見ると、一人ひとりの工夫のあとがよくわかります。共同作品は、制作中の楽しい姿が浮かんでくるようです。子どもたちが作りながら気づいたこと、思いついたことを話し合い、微笑ましい子どもならではの作品になっていました。できあがったあとは中に入ったり乗ったりして作品展の日も楽しんでいました。廃物を使った作品では、箱と何かを組み合わせただけで、○○○に見立てるところが、年齢の低い3歳の子ほど素晴らしいと思いました。大きくなるにつれ、そこに何かを加えたり、描いたりしてみただけでわかるような作品になっています。このように作品展の全体を通して、年少から年長への成長の違いを感じられたのではないかと思いました。作品展のあと、子どもたちはご家族が見に来てくれたことやほめてくれたことを嬉しそうに話していました。
作品展が終わると卒園・進級にむかってまとめの保育になります。年長はこども科学館への卒園遠足、永田台小学校への授業見学、卒園アルバムの表紙の絵を描いたりして卒園式の練習をします。年中・年少組は、作品集の表紙に手型や足型をしたり、じゃがいも植えの見学や学年同士、また他学年との交流をしています。年中はトリ・ウサギのエサの準備などを年長から引継ぎ、年少はお茶室に入り、年中からのお茶のおけいこを楽しみにします。
3月は一年の成長を感じる時です。担任の先生は、一年の成長を込めて、最後に渡すメッセージカードにはなむけの言葉を書きます。園長は年長児11名ずつと9回行ったお昼を食べる会が終わり、一人ひとりの顔を想いながら卒園証書の名前を書きはじめます。寂しい月ですが、保護者と共にお子様の成長を喜びあえる月です。3月の出席日は13日と少ないですが、友だちや先生と楽しく過ごし、期待を持って、入学・進級できるようにしていきたいと思います。