例年にない大雪が2回もあり寒い3学期でしたが、少しずつ寒さが和らぎ、春の兆しが感じられるようになりました。
今年度は山王台風の子こども園の開設と40周年の行事が重なりました。こども園の一階と屋上は、幼稚園の子どもや保護者も使えるように、いろいろな形で利用してきました。一階のすくすくの部屋では自分たちの行事のビデオを見たり、お弁当を食べたり、屋上でも気持ちの良い季節には景色を見て、お弁当を食べたりしました。最近では年少・年中組が交代で階段の図書コーナーに絵本を見にいきました。幼稚園の図書コーナーも利用していますが、また違った雰囲気の中で絵本を楽しんでいます。保護者の皆様にも茶話会やシアター(ビデオ)を見ていただいたりと利用していただきました。こども園の1歳2歳の子が体育館が空いているときは遊ぶようにして、総合的施設として有効利用し、教育保育の効果を高めていきたいと思っています。また、40周年の記念品としてお渡ししたマグカップや記念誌を思い出の品としてとっておいていただけたら嬉しく思います。
3月11日午後2時46分東日本大震災のあった時間、園内園庭に放送をして、黙祷をいたしました。テレビでも災害の番組が多いので3年前を思い出しますが、バスに乗る前に園内にいる子、わんぱく室にいる子、バスに乗っている子、今年は火曜日なので園庭で遊んでいる親子はいませんが、絵画教室、体育教室にはそれぞれ30名以上の子がいます。そして2台のバスが運行中です。災害はいつ来るかわかりません。改めて園内での保育中ばかりでなく、登降園時間、園外保育中などを想定した災害対策を考えていかなければと思いました。
先日父母の会合同委員会がありました。メール配信について、今年は全保護者が登録しましたが、来年度も電話連絡網は作ることにしました。また「もう少し早めにメールが欲しい」というご要望もあり、天候のこともありますが、考えていきたいと思います。インターネット写真注文については、イズモ写真館に相談しましたが注文と支払いの方法は変わらないそうです。一年間に撮る行事をあらかじめ4月にお知らせしていきます。
4月に入園進級してから一年間がとても早く感じますが、子どもたちの成長を見ますと、着実に一人ひとりの体が大きくなり、様々な経験をして友だちとの遊びやふとした言葉の中に心の成長を見ることがあります。先生たちにとっても子どもたちの成長が一番の喜びです。これも幼稚園の教育への保護者の皆様のご理解とご協力があってのことです。ありがとうございます。特に父母の会の役員、図書、広報委員の皆様、行事委員として幼稚園の行事にご協力いただきました皆様、各ボランティアの皆様、大掃除や畑の草取りにご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。