言葉では表せない感情を、どうやって表現していますか?
大人同士でも、会話するときには、相手の表情や動き、声のトーンや大きさ、仕草など、言葉だけでなく、五感を通じて意思疎通をしています。子どもはなおさら言葉だけで説明するのが難しいことがあります。子どもの目線に立つとは、視線の高さを合わせるだけではありません。心の目線に立って見てみることも大切です。そうすることで、大人目線では分からない理由が見えてくるかもしれません。相手の立場になって考え、想像し、全身を使って表現すること。非言語コミュニケーションは、思いやりから始まるのだと思います。夏休みが始まります。保護者の方も全身を使ってお子さまとコミュニケーションをとってみてください。
毎日暑い日が続きますが、夏と言えばお祭りです!夏季保育では「山王台こどもまつり」があります。お神輿や盆踊り、縁日など、2日間にわたって園全体でお祭りを楽しみます。縁日では年長組のお店や、2歳・満3歳組、年中組が作った魚を釣るさかなつり屋さん、先生によるヨーヨーつり、保護者の会によるゲーム屋さんなどがあり、毎年子どもたちも楽しみにしています。0歳・1歳は保護者の方と、2歳・満3歳、年少組は先生と、年中・年長組は子どもたちだけで回ります。特に年長組は、お店の内容や売るものを自分たちで相談して決め、順番に交代で店番もします。年長児の活躍する姿を見たり、優しくされることで、憧れや挑戦してみようとする心が生まれたり、思いやりの心が育ったりと、交流保育が子どもたちの興味や関心を広げるきっかけになることを願っています。
最後になりましたが、幼稚園の夏休み期間中は職員が順番にお休みをいただきます。夏休みのキッズクラブは予約制にして締め切りました。ご協力ありがとうございました。では、2学期に元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。安全で楽しい夏休みをお過ごしください。