園長だより」カテゴリーアーカイブ

毎日の「楽しい!」を大切に

 暖かい気候になり、さわやかな風が心地よく外遊びが楽しい季節となりました。園庭では子どもたちが春の日差しを感じながら、友だちや先生と一緒に元気いっぱい遊ぶ姿が見られます。
 年中は、4月16日に「バスごっこ」を行いました。普段バスで登園していない子も、この日は特別に園バスに乗り、園のまわりをぐるりと回ってバスを楽しみました。「バス楽しかった!」「僕の家見つけたよ」「わたしはいつも乗ってるんだよ!」と園に戻ってきた子どもたちから嬉しそうな声がたくさん聞かれ、その表情からも楽しい時間を過ごした様子が伝わってきました。年少は5月に実施予定です。初めての園外活動をどのように楽しんでくれるか、今からとても楽しみにしています。
 本園では園外保育を行う際、出発前に人数確認を行い、行き先・出発時間・人数・連絡先などを園外日誌に記録し、主任や園長に報告することを徹底しています。付属農園や遠足に出かける際は現地でも複数回人数確認を行い、帰園時には再度確認のうえ到着時間とともに記録します。こうした手順は、子どもたちの安全を守るために欠かせないものであり、特に災害時などの緊急時にはより重要となります。先日実施した今年度初めての防災訓練では、「自分の命を守ることの大切さ」を子どもたちに伝え、職員も人数確認と報告の流れを改めて確認しました。日頃から意識して取り組むことが、いざというときに子どもたちを守る力になると考えています。
 年長は自分たちで会議を重ねてデザインしたこいのぼりを、4月24日のこいのぼり集会で他学年に発表しました。クラスごとに工夫を凝らし、思いのこもったこいのぼりは、園庭の空を気持ちよさそうに泳いでいます。「空高く泳いでくれるといいな」という子どもたちの願いが込められたこいのぼりは、5月15日まで掲揚しています。お迎えや懇談会の際などにぜひご覧ください。
 0・1歳クラスでは、慣らし保育を終え、それぞれのペースで新しい生活に向き合い始めています。まだ涙が出ることもありますが、お気に入りのおもちゃを見つけたり、先生の声に耳を傾けたりする姿が見られるようになってきました。一日一日の積み重ねの中で、安心できる時間が増えていくよう、丁寧に関わってまいります。
 これから迎える大型連休は、ご家庭での時間も増えることと思いますが、連休明けは体調を崩しやすい時期でもあります。怪我や健康管理に気をつけながら、楽しいお休みをお過ごしください。