じゃがいもが育つために必要なこと

 5月21日(水)年長と年中の子どもたちが内科健診の後、手をつないで農園見学に出かけました。畑では、土の中に大きく育ったじゃがいもが眠っていて、「早く掘ってみたい!」と、目を輝かせながらじっと見つめていました。目の前に広がる畑を見て、収穫の時を楽しみにする気持ちがふくらんだようです。
 まずは、6月2日(月)。豊樹先生が農園ボランティアの方々と一緒に、子どもたちが安全にじゃがいも掘りを行えるよう、畑の道づくりをします。この日は、0歳・1歳クラスが農園へ出かけ、葉っぱや土のにおいや感触を感じ、五感を使って初めての農園体験を小さな体いっぱいに感じます。
 そして、6月4日(水)(※雨天時は6日)は、いよいよ「じゃがいも掘り」です! 年少・満3歳・2歳クラスは、保護者の方と一緒に親子でじゃがいも掘りを行います。大好きなおうちの方と力を合わせて土を掘る体験は、自然を感じるだけでなく、心に残る楽しい思い出になります。収穫の喜びを、ぜひ親子で味わってください。また保護者の皆さまは袋詰めのご協力もお願いします。年長・年中は、これまでの農園見学や日々の生活で育んできた興味や期待を胸に、先生や行事委員の保護者の方と協力して、自分たちの手でじゃがいもを掘り出します。土の感触や重み、においを全身で感じながら、ひとつひとつ収穫していく中で、「食べ物は土から生まれる」という実感を得ていきます。掘ったじゃがいもは持ち帰ります。ぜひご家庭でも味わいながら、子どもたちの話に耳を傾けてみてください。
 そして、6月13日(金)には、園で「じゃがいもパーティー」を行います!収穫したじゃがいもを、給食室でふかしてもらい、みんなで味わいます。自分たちが掘ったものが調理されることで、「食べること」への興味や感謝の気持ちが、より一層深まります。 じゃがいもが大きく育つには、①太陽 ②水 ③土 ④ちょうどよい温度 ⑤空気⑥お世話をしてくれる人が必要です。そして⑦作ってくれる人がいて、はじめて食べることが出来ます。たくさんの「ありがとう」といっしょに、大切に味わってほしいと思います。