先日の発表会では、お子さまの成長を感じていただけたでしょうか。
0・1歳児は、普段の遊びの延長で楽しめる劇遊びを行いました。2歳・満3歳児は、決まった立ち位置での遊戯や、クラスごとに違う楽器を演奏する合奏・合唱に挑戦しました。年少組は、元気いっぱいの遊戯と、2クラス合同での合奏・合唱。大勢の前でも堂々と舞台に立つ姿に、成長を感じた方も多かったのではないでしょうか。年中組の劇では、セリフを覚えて演じ、遊戯では場所を入れ替えながら踊りました。合奏では、それぞれが担当の楽器を演奏し、息を合わせる難しさを経験しながらも、みんなで一つの音楽をつくり上げました。年長組の劇は、一人ひとりがセリフを持ち、自分の役を理解し、物語の世界に入り込んで演じました。遊戯では複雑な振り付けや隊形移動をこなし、合奏ではより多くの楽器を使い、一人ひとりが主役となって演奏しました。その堂々とした姿に胸が熱くなりました。
緊張しながらも最後までやり遂げた子どもたちの姿に、大きな成長を感じた発表会でした。どの子も、自分なりに努力し、友達や先生と一緒に頑張る喜びを味わえたのではないかと思います。
3月18日は卒園式があります。年長組の子どもたちの中には、6年間山王台幼稚園で過ごした子もいます。その間に園舎の建て替えや園名変更などさまざまな変化がありましたが、子どもたちは、その中で多くの経験を重ねてきました。お子さまは山王台幼稚園で過ごすことで何か好きなことを見つけることができたでしょうか。自信をもって自分の気持ちを伝えられるように、そしてこれからも自分のことを大切に思える子でいてほしいと願っています。お子さまの成長を共に見守ることができ、私たち職員にとっても大きな喜びとなりました。
進級する子どもたちは、4月にはひとつ大きくなり、新しい環境でまた成長していきます。これからも、引き続き温かく見守っていただければと思います。
最後になりましたが、至らない点が多々あったかと思いますが、保護者の皆さまには一年間たくさんのご協力いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。