例年にない台風の影響で9月は長雨が続き、運動会の練習が園庭でできず、体育館で分けて練習していました。心配した9月21日の年少組親子遠足は、台風16号が通過し、ときおり陽もさして、八景島シーパラダイスの中で、イルカやサメ、ペンギンなどを見たり、ふれたりすることができました。
今週よりやっと晴れ、26日(月)は、全クラス永田みなみ台公園で運動会の練習をしました。先発隊の先生はワゴン車で、放送器具、ライン引き、子どもの衣装(お面)などを運び、当日と同じラインを引いて、子どもの到着を待ちます。子どもたちは、各クラスお手伝いのお母様についていただき、学年ごと公園に行きます。年少、年中は公園に行くのは一回ですが、入場、遊戯、退場を通して行い、当日の流れを実感します。全員が本番のお面をつけ、踊る姿はとてもかわいいです。年長は、組み立て体操を全クラスで行う初めての練習です。太鼓の音にあわせて自分の位置を覚えていきます。はっぴを着たキッズソーランは、とてもかっこいいです。27日(火)は、年長組だけ公園に行き、組み立て体操とリレーの練習をしました。
リレーは園庭と違い、広いところで長い距離を走ります。抜きつ抜かれつの勝負は最後までわかりません。リレーが終わった後、こんなことを子どもに話しました。「オリンピックの男子リレーに日本人が銅メダルをもらったの覚えていますか。日本の4人の選手は一人ずつではメダルをとれる人はいなかったのです。だけどどうして3着になれたかというとバトンの渡し方を100回も200回も練習したからです。今日の皆さんの走りはみんな頑張って走っていました。さすが年長さんです。どこが勝つかは、バトンの渡し方にあります。渡す人は次の人の顔を見て、頼んだよと心でいいましょう。もらう人は、走ってくる人の顔を見て、任せてといいましょう。あとは自分のクラスの先生と相談してください。」園児が棒のバトンを渡すのは難しいかもしれませんが、年長のその姿はかっこよく、年中・年少の憧れです。運動会に向けて子どもたちのやる気を引き出し楽しみにするように、先生方は子どもたちと応援の旗や装飾などを作ったり、競技の準備をしたりしています。遊戯の練習の写真を貼って、全体的なイメージももてるようにもしています。
風の子のいちご(0歳)、ばなな(1歳)、めろん(2歳)やさくらんぼ(満3歳)のかけっこや遊戯もごらんください。小さかった頃のお子様を思い出し、成長を感じられるのではないでしょうか。
勝っても負けても元気が一番、「みんなで頑張るって楽しいね」と思える運動会、ご家族の温かい声援の中で、子どもたちが嬉しい日になるよう願っています。