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ほめて育てる運動会

 もうすぐ運動会です。年長組は永田みなみ台公園に9月16日より月・火曜日ごとに行って、組み立て体操を中心にリレーや遊戯の練習をしています。年少・年中組も1日ずつ公園に行って遊戯の練習をします。
 運動会は幼稚園にとっては一年で一番大きな行事であり、一番大切な参観日でもあります。幼稚園にはお子様の成長を見ていただく行事として、運動会、発表会、作品展がありますが、入園進級してからご家族の皆様や祖父母の方にも見ていただける最初の行事です。
 参観日で大切なことは、見た後の親の役割だと思うのです。お子様のがんばったことを心からほめてあげてほしいのです。例えば「かけっこ」でしたら、一番になった子には「すごいね一番。がんばったね」と、2番目以降の子には、最後まで力を尽くしてがんばった姿をほめてください。また年少児は大きな声で返事をしてゴールまで走っただけでもほめてほしいです。遊戯はリズムに乗り楽しんで表現することが目的です。「しっかり踊っていたね」「楽しそうで動きがよかったよ」年長の組み立て体操は、感動した気持ちをそのまま終わった後すぐ伝えてあげてください。「協力して自分の役割をしっかりやっていたか、機敏な動きをしていたか」など年長としての成長を認めてあげてください。
 競技は勝敗があります。勝ったときの喜び、負けた時の悔しさを感じることができるのも運動会です。子どもたちにその感情も育てたいと思うのです。負けた時の悔しさ、それは本気で一生懸命やらなければ味わえない感情です。特に年長のリレーは本気でやる子どもの姿を見ていただきたいと思います。
 ほめ方のポイントは、結果をほめるのではなく、やる気をもってのぞんでがんばっている姿をほめてあげてください。ほめられると自分に自信を持ち、意欲が育ちます。ご両親のほめ言葉が最大のご褒美なのです、よろしくお願いいたします。
また、本園の運動会は家族の皆様で楽しむ運動会でもあります。父・母・祖父母・卒園児(兄姉)・未就園児(弟妹)皆さん参加して、園児を中心に楽しい一日を過ごしていただきたいと思います。