夏の成長

夏季保育が始まり、子どもたちが元気に登園してきました。27日の山王台こどもまつり1日目には、0歳から5歳までの子どもたちが甚平を着て、法被姿の先生たちと一緒に盆踊りを踊り、お神輿を担いで大いに盛り上がりました。28日の2日目には、年長組や職員、保護者の会が主催するお店を回り、ゲームや買い物を楽しみ、学園全体で楽しい時間を共有することができました。保護者の皆様には、甚平や景品のご協力をいただき、ありがとうございました。


夏が過ぎ、子どもたちが一回り大きくなったように感じます。日本では昔から、夏は身長が伸びやすい季節と言われています。成長の季節差の理由は明確ではありませんが、日光の照射が影響していると考えられています。日光はメラトニンの分泌を促し、睡眠の質を高める効果があります。また、紫外線は悪い面ばかりが強調されがちですが、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDを生成する効果もあるので、適度な日照は骨の成長を助けます。身長だけでなく、心も大きく成長した子どもたち。その過程で、友達との関わりや経験を通じて、自信や思いやりが育まれていることを感じます。その成長は誰かと比べるものではなく、保護者の皆様が「昨日より成長した」と認めることが大切だと思います。
まだまだ暑い日が続いていますが、もう少しで過ごしやすい季節が訪れます。秋は外遊びが楽しみな季節です。子どもたちには、思いっきり走ったり、どんぐりや、赤や黄色に色づいた葉っぱを拾ったりするなど、自然を感じる機会をたくさん提供していきたいと思います。