いっしょに「今」の成長を見守る

 10月3日(土)は運動会にご参加いただき、ありがとうございました。いつもと違う広い場所と大勢の人に、保護者の皆さまも驚かれたかと思います。ゆずの実の子どもたちは、かけっこでは走る子も、走らない子もいて、親子競技にもそれぞれの形で参加していました。その様子がほほえましく、お家の方と一緒にいる時の表情や姿をたくさん見られたことは、私たちにとっても子どもたちを知る機会になりました。
 いつもと違う場所で大勢の人を前にした時の反応は、一人ひとり違います。お家の方が一緒にやってくれる、待っていてくれる。その安心の中で、自分から動いてみる子、じっくり様子を見ている子、少し不安そうにしている子がいました。何ができたかだけでなく、どのように参加していたかにも、その子の「今」が表れていたと思います。
 運動会の前日、ゆずの実から幼稚園に進級した子の保護者から、以前はかけっこを走らず心配していたものの、翌年には走る姿が見られ、今年は本人も張り切っているので成長が楽しみだという話を伺いました。私も、ゆずの実で過ごしていた頃や幼稚園に進級してからの姿を思い出し、懐かしさとともに、保護者の方と一緒に成長を見守り、喜び合えることをうれしく感じました。運動会のような他の学年の姿を見れる大きな行事は、進級した保護者の方にとっては小さい頃の姿を懐かしく振り返る機会に、今のゆずの実の保護者の皆さまにとっては「大きくなるとこんなこともできるんだ」と、これからの成長を楽しみにするきっかけにもなると思います。
 子どもたちは、安心できる大人に支えられながら、少しずつ自分で取り組む力を育てていきます。毎日の園生活でも、「お家の人は迎えに来てくれる」「困った時は先生が助けてくれる」という信頼が、その土台になります。私たちも、一緒にやってみたり、動き出すのを待ったりしながら、一人ひとりの気持ちと成長に目を向けていきます。
 お家の方と過ごす時と、園で友だちや先生と過ごす時では、見せる姿が違うこともあります。お互いに様子を伝え合うことで、お子さまへの理解も深まります。言葉のやり取りや遊び方、生活の中で困っていることなど、気になることがありましたらお聞かせください。園での様子もお伝えしながら、お子さまに合った関わり方を一緒に考えていきたいと思います。