生活や遊びの中で学ぶこと

先日、山王台幼稚園で行われた豆まきに、ゆずの実の子どもたちも参加しました。自分たちで作った鬼のお面をかぶって集まり、福の神から節分のお話を聞いたあと、赤鬼や青鬼が登場し、少しドキドキしていると、鬼たちは福の神に豆を当てられるうちに、やさしい鬼へと変わりました。そして、ゆずの実の子どもたちも豆をまいてもらい、泣き虫鬼やわがまま鬼を追い出しました。鬼に手を振ったり、タッチをしたりする姿も見られ、日頃からの安心感の中で、季節の行事を楽しんでいる様子が伝わってきました。
ゆずの実保育園では、行事だけでなく、日々の生活の中で、リズム遊びやことばの活動を大切にしています。朝の会では、手拍子など身体を動かしながらリズムを感じたり、フラッシュカードを使って、楽しみながらことばや数に親しんでいます。
暗唱では、これまで取り組んできた「へびのあかちゃん」を覚え、今月からは、きらきらぼしの和訳の歌詞で知られる武鹿悦子さんの「きりんはゆらゆら」に親しんでいきます。暗唱は、ことばのリズムや表現を味わうとともに、集中力や記憶力を育てる経験にもつながっています。
数についても、ただ覚えるだけでなく、100玉そろばんを使ったり、その日の出席人数を数えたりと、日々の生活と結びついた学びを通して、子どもたちが自然に数の感覚を身につけていけるようにしています。また、園庭や散歩の中で、草花や空の変化など、身近な自然に触れながら、気づきや発見を言葉にする経験も大切にしています。
こうした行事や遊び、生活の中での経験を通して、子どもたちは「やってみたい」「伝えてみたい」という気持ちを育てています。今年度も残り2か月となりました。遊びや生活の中での気づきや経験を大切にしながら、子どもたち一人ひとりの育ちを見守っていきたいと思います。