ゆずの実さんは、保育室でもお散歩中でもお着替え中でも給食の時間でもいつもたくさんお話をしています。ゆずの実保育園は1歳児と2歳児のための保育園なのですが、いつも誰かがいっしょうけんめいお話をしていて、とてもにぎやか。うちの子は1歳や2歳の頃こんなに話せたかな、と思うことがあります。でもすぐにわかるんですが、それは保育の時間はもちろん、お散歩の間もお着替えの間も先生がずっと話しかけてるからなんですよね。例えばお散歩の間も、花の名まえや風の感触、通り過ぎるバスや高架を走る電車のこととか。子どもにとって「つまらないこと」や「どうでもいいこと」なんかはひとつもなくて、知りたいことや話したいことがいっぱいで小さな腕に抱えきれないくらい。今日もまたゆずの実保育園のにぎやかな一日が始まります。