夏の思い出

 毎日暑い日が続いています。水遊びにスイカ割り、かき氷、うちわ作り…外に出られない日も多いですが、子どもたちと一緒に“夏ならでは”の保育を楽しんでいます。また、厳しい暑さの中でも子どもたちが安全に過ごせるよう、熱中症対策にも取り組んでいます。玄関には暑さ指数(WBGT)を確認できる指針計を設置し、気温や湿度に応じて活動内容を調整。特に水遊びの際には気温に十分注意し、活動時間にも配慮しています。水分補給のタイミングもこまめに設け、室内の温度管理にも気を配りながら、子どもたちが無理なく楽しく過ごせるよう努めています。
 そして、夏といえばお祭り!8月28日(木)・29日(金)は、山王台幼稚園の『山王台こどもまつり』に参加します。お神輿や盆踊り、縁日など、2日間にわたって園全体でお祭り気分を楽しみます。縁日では、年長組の「お店(射的・焼きそば)」、2歳・満3歳・年少・年中組が作った魚を釣る「さかなつり」、先生による「ヨーヨーつり」、幼稚園の保護者の会による「ゲーム屋さん」など、楽しいコーナーが盛りだくさん!毎年、子どもたちもとても楽しみにしている行事です。
 当日は、ゆずの実と2歳・満3歳・年少組は先生と一緒に、0歳・1歳は保護者の方と、年中・年長組は子どもたちだけで縁日をまわります。特に年長組は、お店の内容や売るものを自分たちで話し合って決め、交代で店番も行います。小さな子どもたちは、そんな年長の姿に憧れを持ち、優しく接してもらうことで「やってみたい!」という気持ちが育っていきます。
 2歳児は「自分で決めたい!やりたい!」という気持ちが芽生えてくる時期。1歳児は「自分でできた!」という経験が増えてくる時期です。子どもの目線に立つとは、視線の高さを合わせるだけではありません。心の高さを合わせてみると、大人には見えなかった子どもの気持ちに気づけることもあります。相手の立場になって考えること、想像すること。言葉で伝えきれない思いを、全身で感じ取って向き合っていく―そんな非言語的なコミュニケーションが、思いやりの第一歩かもしれません。
 幼稚園との交流を通して、子どもたちの世界が少しずつ広がっていくことを願っています。また、夏季期間(8月8日~15日)は合同保育へのご協力ありがとうございます。合同保育期間以外でも、職員の勤務調整のため日によって幼稚園の先生がゆずの実の保育に入ることがあります。その際も、ゆずの実担任は2名出勤しておりますので、いつもと変わらず安心してお過ごしいただけます。ご不明な点がございましたら、お気軽にお声がけください。