気持ちに寄り添い見守ること

先日のさつまいも堀りでは、担任やお家の方とさつまいもを見つけて喜んだり、さつまいもだけでなく、土や石を触ったり、虫を探したりと思い思いに楽しんでいる姿が見られました。ご参加いただきました保護者の皆様ありがとうございました。
日々の教育・保育には『ねらい』が込められています。ただ「遊ぶ」のではなく、遊びや生活を通して子どもたちに何を経験してほしいのか考え、環境を整えることで、発達や学習につなげていきます。そのため担任は年間指導計画に基づき、月案、週案、日案と保育計画をたてます。さらに1歳・2歳は月齢でも成長が違うので毎月個別に成長を計画・記録し、子どもの気持ちに寄り添い見守って保育していきます。『寄り添う』とは『共感する』ことだと思います。まだ言葉で気持ちを正確に伝えられない子どもたちに対して、先生たちは、表情・仕草から子どもたちの気持ちを想像し「悲しかったね。」「嬉しかったね。」など、子どもの気持ちを代弁し伝えます。また、手をタッチするなどのスキンシップを通して共感を表現することも大事にしています。そして『見守る』とは、必要なときには助けられる距離を保ちながら、子どもが成長する過程を邪魔せずに見守ることです。子どもが自分からやってみようと思う気持ちを大切にし、声かけのタイミングや声のかけ方も工夫しています。
今年も残すところ2か月となりました。『子どもたちが安心して快適に過ごせる環境で、成長や発達を促すこと』が教育・保育の基本です。子どもたちが健やかに楽しく過ごせるように、職員一同気持ちに寄り添った保育を続けていきたいと思います。