七夕の願い事はありますか?

 今年は例年より遅い梅雨入りでしたが、暑さは本格的な夏が始まりました。能動汗腺という汗腺の発達はおおむね幼児期までにほぼ決まると言われ、その後増加することはありません。子どものうちに汗をたくさんかくことで能動汗腺が増え、体温調節が出来るようになり、将来的にも熱中症のリスクが少なくなります。子どもたちは背が低く、体重に占める水分の割合が高いため、水分不足から急激に命に関わる体調変化が起こります。そのため適度に暑さを体感し、少しずつ暑さに慣れていく時間が必要なのですが,近年はいきなり猛暑になってしまうので、慣れる前に暑くなってしまいます。


 炎天下で遊ぶことは危険なので、夏は室内遊びが多くなりますが、園では冷房を上手に使いながら、体育あそびサーキットなどの運動遊びでしっかり汗をかき、水分補給をし、プールや水遊びで汗流しをして、夏ならではの「気持ちいい」や「楽しい」を体験しながら、暑さに負けず元気に過ごしていきたいと思います。


 さて、7月7日は七夕です。ゆずの実では7月5日に七夕の会を行い、短冊の願い事を発表したり、みんなで協力して大きな天の川を作ります。給食もおやつも七夕特別メニューで、クッキングもあるので、七夕づくしの1日になる予定です。当日は園で笹に飾っていた短冊を持ち帰ります。ご家庭でもお子様と一緒に、七夕を楽しんでみてください。