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共に育つ

 9月は天気に恵まれ、年少組の八景島シーパラダイスの親子遠足も、外でクラスごとお弁当を食べることができました。また、運動会の練習も順調に進んでいます。
年少組は、おれんじ組(満3歳)と一緒に遊戯の練習をしています。ペンギンのお面をかぶってとてもかわいいです。ちょうど八景島でペンギンを見てきたばかり、ペンギンが歩いたり、水の中を泳いだりしている姿をイメージしながら表現しているように見えます。
 年中組は、クラスカラーの飛行帽をかぶって、空を飛んでいるように踊っています。クラス対抗玉入れに向けて、体育館ではクラスごと秘密?練習をして、玉入れを楽しんでいます。高いかごに入るように投げるのは、4歳児にとってはけっこう難しいものです。
 年長組は、永田みなみ台公園で組み立て体操やリレーの練習をしています。先日2回目の練習に行きました。組み立て体操は園庭ではクラスごとの練習になりますが、公園では学年全員で体育の山本先生の指導による練習です。子どもたちの顔がだんだん本気になっていくことを感じました。リレーは本番の距離、トラック半周で約40m走ります。女子・男子一回ずつ走った後、3位に入ったクラスよりもう一回したいと声があがり、先生が全員に聞くと、みんなやる気になって2回目を行いました。練習するごとに子どもたちの気持ちが高まり、お互いを応援する声も大きくなっています。女の子の順位を発表した後、3位のクラスの子の一人が泣き出してしまいました。抜きつ抜かれつの接戦でした。その子は悔しくて泣いたのでした。二人の女の子が両脇を支えるように移動し、肩をさすっています。この悔しさは、チームメイトにしかわかりません。子どもたちにはお互いを励まし合い、みんなで頑張ろうという仲間意識が芽生えています。練習とはいえ、子どもには今日のリレーなのです。園庭でも公園でも年長組の練習を年中・年少の子どもたちが見ています。しっかり見て拍手している姿には、年長への憧れから自分たちも頑張ろうという心が育っています。
 運動会は当日だけでなく、練習を通した日頃の生活の中に、子どもたちの育ちあいを感じます。当日は、どんなドラマを見せてくれるでしょうか。ご家族の皆様で温かい応援をお願いいたします。