コロナ禍での行事の工夫

 1か月あまりの夏休みが明け、夏季保育に子どもたちが戻ってきました。夏休みの間に東京オリンピックがあり、今パラリンピックが始まりました。アスリートの活躍に子どもたちはたくさんの感動をしたことと思います。
さて、コロナの感染拡大に対して緊急事態宣言が9月12日まで延長されたことから、夏季保育をどうするか検討いたしました。本園では今までに大きな行事を分散して行うことを経験してきていますので、今回も十分な注意をして行うことにしました。


 山王台こどもまつりは、参観なしにして、保育時間内で行い、26日は体育館でクラスごとお神輿を担ぎました。そのあと5回に分け和太鼓を中心に置き、「お祭りワンダーランド」の曲に合わせて盆踊りをしました。神輿のかけ声は、地域によって違いますが、本園では「ワッショイ」と言っています。前園長の父から「ワッショイ」とは、「和を背負う」ということで神輿を担いで仲良くすることを意味していると聞いています。子どもたちにも伝え、このかけ声を40年以上続けています。


 27日は縁日として、1階の教室でヨーヨーつり、さかなつり、コロコロボールのコーナーをしました。体育館では年長組のお店屋さんをしました。もも組(的あて)賞品あり、あお組(花火屋)、きいろ組(お面屋)、どの品物も個性的でよくできています。その中から1点選んで買い物券で買っていました。また委員の方には、釣り竿やボールは1回ごとに消毒をお願いしました。コロコロボールでは、父母の会よりプレゼントをいただいて嬉しそうでした。
乳児はお神輿や盆踊りの見学をして、27日に縁日に参加しました。2日間通して、園全体の交流の中で、年長組がとてもしっかりしていて、小さい子に優しく盆踊りの見本をしたり、お店屋さんの売り手として、品物を選びやすく説明したり、とてもいい光景でした。


 9月からも幼児の教育時間(9時~14時)は通常通りに行いますが、お子様の年齢や健康状態、家族の状況により、無理せずに各ご家庭で登園の判断をしていただきたいと思います。また、キッズクラブと乳児は保育が必要な時間のみの利用をお願いいたします。
2学期は運動会、発表会、作品展などの大きな行事があります。できるだけ保護者の皆様に参観していただけるように、日頃の感染予防はもちろん、行事の内容を工夫しながら、行っていきます。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。