お天道様は見ている

 夏季保育が始まりました。花壇のヒマワリは咲き終わり、花首は種になって干しています。まだ暑いのにもうコスモスが咲いています。今年の夏は雨が多かったようですが、それでも子どもたちは海やプールに連れて行ってもらったり、祖父母の家へ行ったりして楽しかったようです。
 8月の誕生会でどの学年も「♪とんぼのめがね」の歌を歌っていました。2番の歌詞に「とんぼのめがねはぴかぴかめがね おてんとさまをみてたから」とあります。歌った後で、「おてんとさま」ってなーに?と聞くと、年少さんでは、「王子さまのこと?」と言った子がいました。年長さんでは「太陽」と言った子がいました。先生が歌詞の説明をしても、子どもの理解は年齢に応じて違うものですし、その時はわかっても忘れてしまうこともあります。「おてんとさまとはお日さまのこと」と話し、ヒマワリの花首を見せ、「ヒマワリ(向日葵)はお日さまに向かって咲いている花」と続けました。
 おてんとうさま(お天道様)とは懐かしい言い方です。私の子どもの頃はお年寄りに「悪いことをすればお天道様は見ているよ」と言われたものです。童謡には、情景が浮かぶ歌が多いですが、優しいメロディーと歌詞を感じながら歌って欲しいと思います。
 さて、9月には敬老の日があります。園児の祖父母はまだ60歳前の方もいらして、まだまだお若いですが、孫からのプレゼントは格別のものと思います。それぞれの学年に応じた絵や手紙を書いて持ち帰りますので、ぜひお渡しください。また2学期は、運動会と発表会があります。お子様の成長をごらんいただく機会です。どうぞ楽しみにしてください。二学期も職員一同どうぞよろしくお願いいたします。