運動会は保護者の朝のお手伝い44名、運動会委員111名、保護者の約半数の方が協力してくださいました。本当にありがとうございました。
運動会の開会式で、子どもたちに「本気でやろうね」と呼びかけました。年少さんは初めての運動会ですから、先生と一緒に楽しんで参加することが目的です。年中さんは勝ち負けがわかりますので、参加するだけでなく自分の持てる力を発揮して頑張り、勝ったときの嬉しさ、負けた時の悔しさも感じてほしいと思いました。年長さんには協力して頑張りやり遂げた嬉しさを友だちと一緒に共感してほしいのです。まさに今回組み立て体操では、練習よりも本番が一番集中力があり、一人ひとりが本気で取り組み、立派な演技を見せてくれました。3人の担任の涙が何より物語っていました。リレーでは練習するごとに本気になってきて、当日はどのクラスが1位になるか想像がつかない程でした。みんなでバトンを繋いで行く、本気の顔が見ている方たちの感動を呼んだのです。まだしばらくは園庭でリレーごっこやかけっこを子どもたちは自主的に楽しんでいます。
年少組の遠足は親子で八景島シーパラダイスに行きました。年中・年長組は子どもたちだけで野毛山動物園に行きました。どちらも良い天気で金曜日ということもあって、団体数が多く大変混んでいました。八景島は園内が広く、水族館は親子で見学していただきましたが、クラスでまとまってショーを見たり、お弁当を食べたりして、クラスの交流もできたと思います。
年中年長の野毛山動物園は、観光バスが入り口近くまで入れませんので、道路を歩く距離が長く、3名のお手伝いの方に付き添っていただき大変助かりました。モルモットやひよこを抱っこしたりして、動物に親しみを持てたと思います。
大きな二つの行事を経験した子どもたち、「頑張る力」「集中する力」が育ってきたように思います。秋は一番運動に向いている季節です。幼児の時は、遊びながら体を動かすことが大切です。嬉しければ自然に体が動き、広いところでは走りたくなるのが子どもでしょう。園庭や体育館で楽しく体を動かしながら体力が向上するように工夫していきたいと思います。