月別アーカイブ: 2016年6月

自然環境の中で

 6月は子どもたちが楽しみにしているじゃがいも掘りをいたします。保護者の皆様も参観してください。
 今週から各クラスで10頭(とう)ずつ蚕を飼いはじめました。まだ1cmです、毎日桑の葉を食べて育ちます。4回脱皮して孵化(ふか)(5/23)してから約1か月で7cmくらいになったら繭(まゆ)を作りはじめます。蚕は人間が糸をとるために育てられている家畜です。この蚕は、長野県の蚕種会社からシルク博物館が購入しているものを、横浜市幼稚園協会を通して分けていただいています。
 また先週から園児のお父様が持ってきてくださった、かぶと虫の幼虫を各クラスで飼っています。ペットボトルの土の中に入った幼虫は、成虫になるまでの成長の過程を見ることができます。
 園では、ウサギとニワトリ類を飼っているので、親と同じ形で生まれる動物もいれば、トリのように卵で生まれる動物もいることを子どもたちは知っていきますが、かぶと虫はどうなのかな?かたつむりは?だんご虫は?ありは?おたまじゃくしは?と身近な動物に関心を持つようになるのが小動物のたくさんいる6月です。生きている動物は、みんな食べて、ふんをして、寝ていることなど話すと、食べ物や、ふんの形などにも興味をもち、いろいろな発見をしています。
 園庭には季節の感じることのできる樹木を植えています。いちょう、さくら、もみじは秋の紅葉を楽しめ、泰山木、ゆずり葉は一年中緑の葉です。そしてヒマラヤ杉は、雪が降って白で覆われたときはとても素敵で、存在感があります。裏庭には、果実の木を植えています。奥から夏みかん、柿、みかん、栗、梅、小梅、洋なし、どんぐり、りんご、さくらんぼ、ブルーベリー。夏みかんの収穫は終わりましたが、秋の実りにむかって、小さな実をつけはじめている木もあります。そして桑の木は、蚕のえさのために植えています。
 夏野菜はミニトマト(みんなで食べます)、ナス、ピーマン、パプリカ、じゃがいも、イチゴ、そして事務室前のゴーヤです。年長組は、6月中頃ペットボトルに田植えをします。スーパーマーケットで売っている野菜は、どうやってできるのか、知ることで食育にもつながります。
 子どもたちが種まきしたヒマワリ、アサガオも伸び、樹々の葉も、若葉からあざやかな濃い緑に変わり、春から夏への力強さを感じます。
 大人から見ればあたりまえの四季の変化ですが、みずみずしい感性の幼児には、小さな動物や身近な植物の変化を気づくことにより、「ふしぎだな?どうしてかな?」という気持ちを育てていきたいと思います。子どもたちの気づきを見守りながら、環境を整えていくのも先生たちの大事な仕事です。幼稚園の教育は、環境を通して、興味・関心を培うこと、それがやがて学校へ行ってからの学習につながっていくことが幼稚園と小学校の学びの連続性です。これからも幼稚園ですべきことを大切にしていきます。